ガレージカンパニートップ
トップ
 
ベンチマーク1
ベンチマーク2
ベンチマーク3
 
  バカバカ企画
自作無線ルーター
MMX200にWinXP
究極のハイブリッド!?
DS StationPC
 
  DOSVチューン
ThinkPad240編
IBM PC750編
NEC VC35D6編
Fujitsu SVII307編
VAIO XR1編
英語OSに日本語化
 
  Macチューン
PM9600編
PBG3(kanga)編
PM IIci編
B&W G3 編その1

B&W G3 編その2

 
  博物館
Mac博物館その1
Mac博物館その2
   
   
 SONY VAIO XR1のCPUを交換する
VAIO XR1をパワーアップ(CPU交換PenII333Mhz→PenIII750Mhz)
さて、言わずと知れたSONYのVAIO XR1です。 XRシリーズは、VAIOの最上位機種であったため、かなり高価であり、液晶面にクリアーボードをつけており、 大変カッコがいいので、いまだに愛着をもって使われている方も多いようです。
ちなみにXR1に関しても商品情報はこちらを参考にしてください。
なお、今回の改造ですが、難易度も高く、専用工具等を使用することもありますので、作業のすべてはお見せしておりません。
くれぐれも、ご自身でトライされる方は、このHPは参考にしないで下さい。壊すかもしれません。
それと、今回は、BIOSの書き換えはしません。(BIOSアップしないと、省電力モードが使えないんですが、、、) まあ、バッテリー駆動での使用は行わないので、無意味な冒険はやめることにしました。

追加:MobilePenII→MobilePenIIIへの交換は、出来ない可能性がかなりあります。(電圧、Bios等の問題) 今回のCPU交換は、かなり稀なケースとお考え下さい。

今回は、このPCのCPUを交換(PentiumII333Mhz→PentiumIII750Mhz)します。写真↓は、XR1です。


なお、XR1とXR7/BPの外見上の違いは、赤外線ポートの有る(XR1)無し(XR7/BP)です。
コチラは、XR7/BPです。


コチラは、XR1です。


カバーを外したら、こんな感じ↓赤外線の”おメメ”登場


さて、それでは、早速バラしてみましょう!!(コレ↓は、XR7/BPです)


ちなみに、液晶の違いは、こんな感じ(上:XR7/BP 下:XR1)


ボディーの下の部分は、こんな感じ(上:XR1・下:XR7/BP)


並べてみたら、こんな感じ!(左:XR1・右:XR7/BP)


ココで、重大な発見!をしました。よく見ると、ボディーの長さが違います!!


XR1のボディーをよく見てみましょう!!


XR7/BPのボディーをよく見てみましょう!!


MBはこんな感じ(上:XR7/BP・下:XR1)


XR1の基盤の拡大写真(型番:MBX-25って書いてあります。)


XR1の基盤の拡大写真(型番:MBX-43って書いてあります。)


基盤(MB)の裏側の写真。どっちがどっちか分かりません?但し、見た目はほとんど同じ!


XR1のCPU部分の拡大写真(P2333って、たぶんPenII333Mhzの証拠)


XR7/BPのCPU部分の拡大写真(SS750って、たぶんSpeedStepPenIII750Mhzの略?)


CPUユニットの写真(左:PenIII750Mhz・右:PenII333Mhz) PenIIIは河童だから、アルミ版1個でもいいような気が?????
追加:アルミの1つは、CPUで、もう一つは、Chipset(NorthBridge)のようです!!(この辺が、MMC-2がクセ者な理由)


CPUユニット裏側の写真(左:PenIII750Mhz・右:PenII333Mhz)


最後にCPUユニットを入れ替えて、組み上げて作業完了!
HDベンチにて、速度を確認してみました。
オリジナル(XR1)のクロック速度はこんな↓感じ!


クロックアップ作業後(PenIII750Mhz)ののクロック速度はこんな↓感じ!
ちゃんと750Mhzで動いてますね!!実は、MoblePenIIIの場合は、この辺は運次第のようなことが、、、、、、


HDBenchの結果は下記の通りです。
CPU
Memory
Integer
Float
Read
White
Read/White
PenIII750Mhz
13,296
13,973
5,832
7,575
8,601
PenII333Mhz
29,965
31,488
11,827
8,803
16,161
ノーマル比
225.4%
225.3%
202.8%
116.2%
187.9%

CPUに関しては、クロック比が2.25倍であることを考えると、クロックアップ通りの成果が出ているようです。 正直、Coppermainコアなので、もうちょっと期待したのですが、、、まあ、数字どおりなので、ヨシ!にしましょう!
メモリーに関しても、FSBアップ(66Mhz→100Mhz)による為か、良い結果となっています。 ビデオ、HDに関しては、掲載していませんが、HDに関しては、メモリーと同じく、かなり効果出ています。 但し、ビデオに関しては、効果はあまり無し!!まあ、コレは仕方ありません。ビデオチップの問題ですから、、、

総括
その筋では結構定番の改造らしいのですが、この機種(VAIO XR)は、バラすのが、チョー大変ですね! おまけに、使っているネジの数が半端じゃありません。 SONY独自の機能(ジョグダイヤル等)も多く、フラットケーブルの数も通常の1.5倍位あります。 まあ、作業は、一気にやらないと、頭が混乱しちゃいますね!経験の無い方は、くれぐれもやらないように!
ココまでやったのなら、SpeedStep(省電力モード)へ対応させたい気もするのですが、、人柱になりそうな、、、
とにかく、MobilePenII→MobolePenIIIへの交換は、出来ないことのほうが多いようですので、ご注意を!!

費用
部品代+工賃で、40000円くらいですかね?まあ、CPUを500Mhz位にすると部品代はかなり安くなるのですが、、 注文頂戴!!

注意
このコーナーに掲載した内容は、当店サービス内容の一部を紹介しているものです。
掲載内容に関しては、すべて事実ではありますが、掲載内容を参考にご自身で行われた場合に故障等が発生しても 当店は、一切の責任を負いません。ご自身のリスクで行ってください。
また、相性問題等に関しては、詳細情報を掲載しておりません。ご注意願います。


<古物商>鳥取県公安委員会許可 第701020005435号