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 VAIO typeV(VGC-VA170B)のCPU交換(CeleronD 346 3.06GHz → Pentium4 640 3.2GHz)

VAIOのCPUを交換しました!!

注:この作業は、当店の業務の一部を紹介することを目的としております。
本サイトを参考に、同じ作業を行ってPCを破損しても、当店は一切関知いたしませんので了承願います。

 SONY(ソニ〜)のVAIO(佐世保弁で?)ですが、CPUの交換を依頼されたので、面白そうなのでアップすることにしました。っで、SONY VAIO typeV(VGC-VA170B)のメーカーサイトはコチラ スペック表はコチラ

1・どのCPUを載せるか!?
 まず、悩むのは、どのCPUを載せるか?ってことです。スペック表で確認できる限り、上位機種のVA200RBで使用しているPentium4 630 3GHzであればほぼ間違いなく載りそうなのですが、CeleD 3.06GHz→Pen4 3.0GHzでしたら、いくらFSB(533MHz→800MHz)、2ndCache(256KB→2MB)がアップしたとはいえ、面白くありません!(って、お客さんの談)ってことで、ここはちょっと冒険して、Pen4 640 3.2GHzを載せることにしました。まあ、基本的には同じシリーズ(6x0シリーズ)なので、動く可能性は大です。 


CPUの対比表は下記の通り。
CPU
CelelonD 346 3.06GHz(VA170B:)
Pentium4 630 3.0GHz(VA200RB)
Pentium4 640 3.2GHz
BusSpeed
533MHz
800MHz
800MHz
Bus/CoreRatio
23
15
16
L2CacheSize
256KB
2MB
2MB
消費電力
84W
84W
84W
温度
67.7℃
67.7℃
67.7℃
電圧
1.25V-1.4V
1.287-1.4V
1.25V-1.388V
メーカーサイト
SL7TY(参考)
注1:CeleronD 346/Pentium4 630の型番は、実際に使用されているものとは異なり可能性があります。
注2:メーカー製PCのCPUを交換する場合、CPUクーラーを流用することが多いので、消費電力、発熱量が重要となります。標準のCPUと載せ換え対象のCPUの間で、大きな差があるとケース内が異常に加熱され、PCを破損することが予想されます。

2・悩んでもしょうがないのでバラします。

 まずは、後ろ側に向けます。

 上の蓋をはずします。

 続いて、リアパネルの下半分をはずします。このとき、画面を机に寝かせると楽です!

 リアパネルの上半分をはずします。

右側(後ろから見て)のパネルもはずします。

CPUファンカバーを外し、アルミカバーを外すとスーパーウーハーの黒いボックスが表れます。CPUは、どこにあるのでしょうか?

CPUファンを外してみると、ヒートパイプがなぜか変な方向に、、、?

スーパーウーハーの黒いボックスを外してみると、出てきましたCPUが!

CPUをじっくり見て、CPUクーラーを外すネジを探します。

CPUクーラーを外してやっとCPUにお目にかかることとなりました!

っで、CPUクーラーだけの写真を撮ってみました。冷蔵庫の部品みたいです!なぜか台はMacG4?です。

あとは、CPUを交換して、組上げておしまい!ってことで、電源入れちゃいました!お見事!!
(本当はこの前にBIOSとMemtestで確認しております)



3・っで、交換の成果は?

とりあえずシステムプロパティーをチェック

MemTest-86 v3.2のテスト

CPU CeleronD 346 3.06GHz Pentium4 640 3.2GHz
Clock Speed 3067MHz 3200MHz
L1 Cache 16/21444MB/s 16/22376MB/s
L2 Cache 256K/18813MB/s 2048K/17390MB/s
Memory 383M/1210MB/s 383M/1077MB/s
感想:Memtestの結果を見る限りは、遅くなってますね!まあ、厳密に言えばMemtestはベンチマークソフトではありませんし、良しとしましょう!(あくまでチェック用です!)

CrystalMark0.9.103.240のベンチ

CPU
CeleD 3.06GHz
Pen4 3.2GHz
アップ率
ALU
6636
10259
155%
FPU
7016
10905
156%
MEM
4900
5058
104%
HDD
5258
4743
91%
GDI
6399
7060
111%
D2D
2236
2662
119%
OGL
1753
2783
159%
TOTAL
34198
43470
128%

感想:正直、意外とCeleDが検討していることにびっくりしました。まあ、クロックも5%しかアップしていないので、Pen4化で28%アップってのはそれなりなのですが、FSBがアップ(533→800Mhzで50%アップ)した割には、メモリーもハードディスクもあまりアップしていない(ってか、HDDはダウン)のが少々残念(昔のFSBの考え方と今のFSBは違いますし、、、?)。使っているチップセットにも問題があるのかも?まあ、CPU単体では、50%以上アップしているので、使い方によっては、かなり速度アップが体感できるのではないでしょうか!

費用
  基本作業料(解体・組上げ):5000円
  部品代(CPU):時価?(11800円 2007年3月現在)

注意
このコーナーの、掲載内容に関しては、誤字・脱字、情報内容の間違い等以外のご連絡はしないでください。
掲載内容に関する、質問、解説等は一切お答えできません。
掲載内容を参考にされて、パソコン本体、機材等に支障または、故障が発生しても一切の責任はとりません。
ご自身のリスクで挑戦願います。

<古物商>鳥取県公安委員会許可 第701020005435号